不眠症って辛いですよね。
長期にわたって薬の服用をしていくことがほとんどですし、経済的な負担もそれなりなものがあります。
また、「うつ」から不眠症になる方も少なくなく、余計に大変な思いされているのではないでしょうか?
そこで、抗うつ効果と催眠薬としての効果も期待できる、ジェネリック医薬品を厳選して詳しく紹介します!
アリピゾル
アリピゾルは非定型抗精神薬「エビリファイ」のジェネリック医薬品です。
有効成分は「アリピプラゾール」。
総合失調症やうつ病に効果のあるジェネリック医薬品です。
総合失調症とは、幻覚や妄想、無感情、無関心、興奮する症状や自閉する症状のことをいいます。
ドーパミンが過剰に放出されているときは抑え、放出量が不足しているときは放出を促進し、ドーパミン量を安定させるように働きます。
これにより精神状態を安定させてくれるので、うつからくる心因性の不眠症に効果が見込めるジェネリックとなります。
副作用は眩暈、頭痛、眠気、消化不良、下痢、吐き気などが報告されています。
しかし、薬の副作用は少ないものと言っていいでしょう。
アリピゾルは有効成分の含有量に5、10、15、20、30mgと種類があります。
バスパージェネリック
その名の通り「バスパー」のジェネリック医薬品です。
有効成分は「ブロスピン」。
うつ症状や不安障害の改善効果が期待できるジェネリック医薬品です。
有効成分のブロスピンが神経の活動を刺激してくれる効果やドーパミンなどの働きを高めてくれるので不安感を和らげてくれます。
ですので、不安感から不眠になってしまった方には特にオススメです。
また、現在では薬事法でエチゾラムを含む薬品の輸入ができなくなってしまった「デパス」を求めている不眠症の方からの人気が高いジェネリックです。
副作用には強い眠気や、立ちくらみ、頭痛、無気力などの報告があります。
1日2回、1回2~3錠を服用し、1回あたり最大60mgまでの服用になります。
バスピン
有効成分はバスパージェネリックと同じ「ブロスピン」。
そのためバスパージェネリックと同様に不安感を和らげる効果を持っているジェネリック医薬品です。
また、睡眠導入効果も期待できるものなので、うつの不安感から寝付けないという不眠症の中でも入眠障害を抱える方の強い味方になってくれるでしょう。
副作用には眩暈や眠気、倦怠感に頭痛、胃痛、腹痛や下痢や吐き気などの報告があります。
この他、妊婦や内臓疾患、パーキンソン病の方は服用できません。
1日2回で1~3錠、1回あたり最大60mgまでの服用になります。
有効成分の含有量は5mgと10mgがあります。
不眠に効くジェネリック紹介まとめ
ここまで不眠症に効果のある抗うつ薬のジェネリックを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
睡眠が足りないと様々な面で判断も鈍くなります。
これによりうつや不眠を加速させてしまう可能性もありますので、睡眠は大事にしてください。
また継続して使用していくにあたり、冒頭でも触れましたがコスト面も負担になるかもしれません。
しかし、ジェネリックであればコストはかなり抑えられます。
それでもまだ経済的に不安がある場合、含有量の多いものを選びピルカッターで割って服用する(5mgを服用されているなら、10mgを購入し半分にして使用する)とコストも抑えられます。
また初めての利用で副作用に不安がある方もこの方法で用量を減らすと副作用も抑えらるので効果的です。
ただし、ジェネリック自体の効果も小さくなりますので注意してください!
ぜひ、不眠症に効果のある抗うつ薬のジェネリックを利用して良い睡眠を取り戻してください!